ホスピス内でのヘルパー

●訪問介護業務 ホスピスで過ごしている認知症やがんの方の生活・身体援助支援を行っていただきます。 その他、訪問記録の作成などがあります。

決まった流れはありません。その日、その人に合った個別ケアを重視しています。業務も担当制ではなく、全員がすべての業務に携わります。

■管理者の柳澤です。 私は群馬県で3名しかいない、乳がん看護認定看護師です。母と祖母が乳がんになり、自分が先だってやっていこうと決めて乳がん看護認定看護師の資格を取得しました。大型病院での勤務を経て、現在はホスピス和が家とヘルパーステーションわらびの管理者として働かせていただいています。大型病院時代、担当したある乳がん患者様がいました。余命あとわずかという段階になった時、最期は家で愛猫と過ごしたいと在宅療養に。その後もその患者様が気になり、ご自宅に様子を見にお伺いさせて頂くことに。そこで私の人生は変わりました。私が患者様とお話していると、自宅に担当の訪問看護師が来ました。患者様は訪問看護師の手を握り、こう言いました「あなたを待ってたのよ～！」。私は、衝撃を受けました。ここまで在宅医療は患者様に寄り添っているのかと。患者様が本当に家にいるような感覚で過ごせることが、こんなにも大切なのだと。この時、看護師として在宅ケアに貢献したいと私は決めました。そこから病院を退職するまでに3年はかかりましたが、今では転職して本当に良かったと思っていますし、これもスタッフさんたちのおかげだと毎日感謝の思いでいっぱいです。 【これから入職される方へ】 その人がその人らしく最期を迎えるホスピス和が家。ご自宅で療養生活をされているの支えになる「ヘルパーステーションわらび」…チャレンジできる環境は整っています。日々を毎日楽しく笑って過ごせる方、生きることを支えるから、一緒に笑いましょう、楽しみましょう！